発達支援室びーんず 

千葉県松戸市に所在する障害児相談支援の専門施設で、子どもから成人まで幅広い年齢層を対象に、発達や障害に関する様々な相談支援を提供しています。

NPO法人こども子育て・発達支援研究会によって運営されており、地域の発達支援活動の拠点として機能しています。

基本情報と所在地

発達支援室びーんずは、指定特定相談支援事業所および指定障害児相談支援事業所として公的に認可されています。

  • 名称: 発達支援室びーんず
  • 所在地: 〒270-0021 千葉県松戸市小金原9-5-42
  • 電話番号: 047-703-7936(施設)、070-6555-0286(相談予約専用)
  • FAX番号: 047-703-7936
  • 運営法人: NPO法人こども子育て・発達支援研究会
  • 事業所番号: 1272400274
  • 指定年月日: 2016年12月01日

アクセス方法

施設へのアクセス方法は複数あり、公共交通機関でも訪問可能です。

  • JR武蔵野線新八柱駅から新京成バス「小金原団地循環」行乗車、「若柴西」バス停下車徒歩約5分
  • JR常磐線北小金駅から新京成バス「小金原団地循環」行乗車、「栗ヶ沢テニスコート」バス停下車徒歩約10分
  • 新京成電鉄常盤平駅下車徒歩約20分

提供サービスと相談内容

発達支援室びーんずでは、幅広い相談内容に対応しており、個々のニーズに合わせた支援を提供しています。

相談できる内容

  • 子育ての悩みやお子さんの発達について
  • 障害の特性について
  • 医療・療育の情報、福祉サービスについて
  • 行き渋り、不登校、引きこもりについて
  • イジメや友人関係について
  • 家族関係、家庭内のトラブルについて
  • 学習面や学校生活、就学、進学、進路について
  • 就労を含む障害のある人の生活について
  • ケアプランの作成について

特徴的なサービス

施設の特徴的なサービスとして、医療的ケアが必要な子どもや成人に対する専門的な支援があります。

  • 医療的ケア児等コーディネーター養成研修を修了した相談員が常駐
  • 在宅で医療的ケアを受けながら生活する障害児者のケアプランの作成

対象者

発達支援室びーんずが対象としている利用者は多岐にわたり、さまざまなニーズを持つ方々が利用できます。

  • 児童から成人まで
  • 障害のあるご本人とその家族
  • 子育てに不安のある方
  • 不登校、引きこもりのこどもや若者のご家族
  • 障害のある人や不登校、引きこもりのこどもや若者の支援者

利用方法と相談の流れ

基本的な利用方法

  • 相談は全て予約制です。
  • 相談受付時間:月曜~金曜の9:00~17:00
  • 定休日:土・日曜
  • まずは相談予約専用ダイヤル(070-6555-0286)に電話して予約。

相談方法の多様性

利用者のニーズに合わせて、様々な相談方法が提供されています。

  • 電話による相談
  • 来所による面談
  • 必要に応じて幼稚園、保育園、学校、施設、職場などへの同行や訪問も実施

ケアプラン作成の流れ

障害者総合支援法および児童福祉法に基づくサービスを利用する場合、以下の流れでケアプランを作成します。

  1. 電話予約
  2. 来所及び訪問による面談
  3. ケアプラン作成のための契約または継続的な相談
  4. ケアプラン作成のためのアセスメント(聞き取り)
  5. ケアプラン立案
  6. サービス調整(サービス担当者や保護者及びご本人と一緒に考える)
  7. 福祉サービスの利用開始
  8. 継続モニタリング(通常は半年に1度、必要に応じてサービス調整を実施)

運営団体の活動

発達支援室びーんずを運営するNPO法人こども子育て・発達支援研究会は、障害や不登校などで地域生活に困難のある子どもや若者に、福祉・教育・療育の視点から支援を行っています。その目的は、健全な発達支援活動を地域に普及させ、公益増進に寄与することです。

主な活動内容

  • 発達相談室(びーんず)の運営
  • 茶話会&ライフサポートファイルを作ろう会の月一開催
  • 就学・進学・就労相談会
  • まつど発達支援フェアの年一開催
  • その他、会員募集も随時実施中

障害児相談支援について

発達支援室びーんずが提供する障害児相談支援は、障害児通所支援を利用する際に必要となる障害児支援利用計画の作成を担当するサービスです。

障害児通所支援には主に以下のようなサービスがあります。

  • 児童発達支援
  • 放課後等デイサービス
  • 保育所等訪問支援
  • 居宅訪問型児童発達支援

これらのサービスを利用するには「障害児通所受給者証」が必要となり、原則として障害児支援利用計画が必要です。発達支援室びーんずでは、こうした計画の作成から実施、モニタリングまでを一貫してサポートしています。