かたぐるま(流山市:就労継続支援B型事業所の紹介)

就労継続支援B型事業所「 かたぐるま」は、障害のある方が地域社会で働く喜びや生活の充実、社会参加を実感できるよう支援する事業所です。
運営は社会福祉法人まほろばの里が行っており、千葉県流山市鰭ヶ崎1438-4に立地しています。
流山電鉄鰭ヶ崎駅から徒歩1分、JR武蔵野線南流山駅からも徒歩10分と、交通アクセスが便利な場所にあります。

事業所の概要

かたぐるまは2001年5月に設立され、2010年4月から就労継続支援B型事業所として指定を受けています。
定員は20名で、日々18名程度の利用者が在籍しています。事業所内では、障害のある方が“働く喜び”と“働く力”を実感できるよう、就労機会の提供とともに生活全般への支援が行われています。

「働くことで日々の生活を充実させ、地域に貢献したい」という利用者の思いに応えるため、利用者一人ひとりのペースや特性に配慮した作業環境づくりと、個別支援計画に基づいたサポートを重視しています。

主な作業内容

主力の仕事は、トイレットペーパーの加工・販売・配達です。
加えて、近隣企業からの受注作業や、工業用ミシンを使った作業も行っています。
また、流山市役所1階の喫茶スペース「喫茶アモール」での接客や調理補助も行い、利用者は接遇・調理の現場にも携わることができます。

作業室や加工室はマンションの1階部分を使い、限られたスペースを工夫して効率良く作業できるよう配置しています。
原料となるトイレットペーパーの原紙は月に一度、静岡から大型トラックで運ばれてきます。

サービスや日常の流れ

営業時間は9:00~15:45です。
土日祝日および夏季休暇、年末年始が休日となっており、平日のみ運営しています。
利用者は各自の特性に合わせて作業に従事し、就労を通じて生活リズムの安定や自信の獲得を目指します。

また、次のような支援も行っています。

  • 個別面談や相談支援
  • 生活スキルや社会性の習得
  • 地域交流やレクリエーション活動

お問い合わせ

事業所やサービスの詳細については電話(04-7159-0797)やメール(mahoroba_kataguruma@yahoo.co.jp)で問い合わせ可能です。

施設の特徴・地域との関わり

「かたぐるま」は地域密着型の運営を心がけており、地元企業や近隣住民との協力、行政との連携を重視しています。
社会参加や地域貢献を通じて、利用者の自立とQOL向上をサポートしています。


このように「かたぐるま」は、障害のある方が安心して働ける場を提供し、自立を目指す方々に多様な社会参加や就労体験の機会を与えている施設です。